看護師の主な職場

眼科における看護師の仕事内容、必要スキル、転職のポイント

投稿日:2016年10月14日 更新日:

眼科の看護師は、求人数こそ少ないものの、

眼科ならではのやりがいやメリットにも富んだ分野です。

今回は、眼科で働くナースの業務内容や、求められるスキルなどについてまとめてみました!

【①眼科における看護師の業務内容】

眼科は、総合病院や大学病院内にある場合もありますし、

眼科専門クリニックや病院もあります。

クリニックの中でも、外来診療だけの場合や、手術・入院も出来る場合など様々です。

最近は、パソコンやスマートフォンの普及による目の酷使で、

ドライアイや眼精疲労などの症状を抱えて眼科を受診する人が増加しています。

また、レーシックなどの最新技術も進歩し、発展著しい分野でもあります。

そんな眼科で働く看護師は、どんな仕事をしているのでしょうか?

職場によっても差はあるものの、主には以下の4つです。

(1)各種検査

眼科で行われる検査はさまざまです。

・視力検査

・眼圧検査

・視野検査

・眼底検査

・超音波眼球検査

など、ほぼ全てを看護師が任されます。

(2)受付や診察のサポート・処置

処置では、目の洗浄や点眼などを任されます。

(3)術前術後の説明や指導、処置

手術をしない外来診療専門のクリニックもありますが、その他の場合は手術件数の多さも特徴。

術前・術後の説明や患者さんへの指導は、看護師の重要な役目の1つです。

また、点滴による血管確保などの処置や術後の観察も行います。

さらに、術後は一時的に視力が不安定になることも多いので、

食事介助や服薬指導など、日常のケアも任されます。

(4)手術介助

総合病院など大規模病院の眼科の場合は、

手術室担当の専門看護師がいるケースもあります。

しかし、眼科専門の病院やクリニックでは、

外来の看護師が手術介助を行うことが多いです。

ただ、それほど難しい介助は必要なく、

無菌操作ができれば問題無いので、心配はいりません。

【②眼科ナースのメリット/デメリット】

◆メリット

(1)新たな知識と技術が得られる

眼科ならではの専門的検査やコンタクト処方など、新たな知識や技術を得ることができます。

覚えることも多く大変ですが、経験や検査回数を積むことでカバーできますし、

自らのスキルアップにも繋がります。

(2)定期受診の患者さんが多いので、継続したケアができる

眼科に来院する患者さんは、定期受診の方も非常に多いです。

継続したケアができるので、より患者さんに寄り添ったケアができ、

看護の心の基本を再認識することにも繋がります。

(3)視力が回復した患者さんと、喜びを分かち合える

術後に視力が回復した患者さんと、

喜びを分かち合えるので、仕事のやりがいにも繋がります。

ずっとケアしてきた患者さんと喜びを分かち合えるのは、より一層嬉しいものです。

◆デメリット

(1)毎日の業務が慌ただしく、覚えることも多い

眼科では、看護師がさまざまな検査を行います。

それぞれの機器の使い方や検査方法など、覚えることは山積み。

また、手術件数も多いので、比較的多忙な業務になりがちなのが特徴です。

慣れてくればカバーできますが、

最初のうちは機器の取り扱いや専門的検査のコツをつかむのも時間がかかるので、

ちょっと大変かもしれません。

(2)他の科への転職が不安になる

眼科は、専門的な業務が多い部署。

そのため、もし眼科以外の科への転職を考えたとき、

やっていけるかどうか不安になってしまうかもしれません。

(3)病院によっては、看護師の存在意義に疑問を感じてしまうことも…

病院にもよりますが

・業務が検査ばかり

・注射や点滴以外は、受付もコメディカルもナースも同じような業務をしている

など「看護師の私の存在意義って…?」と悩んでしまう職場もあるかもしれません。

【③眼科で働く看護師に求められるスキル】

(1)検査機器を使いこなすこと

眼科ではさまざまな検査が行われますが、それらほぼすべてを看護師が任されます。

専門的な検査機器を使いこなし、正しく検査を行う能力が求められます。

(2)段取り良く業務をこなす力

眼科では、網膜剥離や白内障・緑内障などに対する手術が多いのが特徴。

1人あたりの手術時間は30分~1時間程度と短いものの、

多い日には1日で7~8件もの手術を行うことも!

多忙なこともしばしばなので、術前・術後の仕事をてきぱきこなすなど、

仕事を段取り良く進行する力が必要です。

(3)幅広い年齢の患者さんとのコミュニケーションスキル

眼科を利用するのは、小さなお子さんからお年寄りまで、さまざまな年齢層の方々です。

診察介助や検査、術前術後の説明などを通して、

幅広い年齢層の患者さんたちとナースが密接に関わります。

老若男女問わず、コミュニケーションが取れる能力がたいせつです。

特に気を付けなければならないのは

「見えている」ことを前提として話すのは避ける、ということです。

視力の低下などに悩む患者さんの気持ちに寄り添い、繊細なケアを行う必要があります。

(4)「視能訓練士」資格の取得もおすすめ

視能訓練士とは、医師の指示のもと検査を行うほか、

斜視や弱視の治療にも携わることができる資格です。

仕事の幅も広がり、スキルアップにもつながるので、

余裕があれば取得するのもいいでしょう。

【④眼科の求人、就職先選びのポイント】

(1)自分の希望を明らかにする

転職活動を行う前準備で重要なのが「自分がやりたいことを明らかにする」ことです。

・新たに知識や技術を覚えたい

・今までの経験を生かしたい

など、自分の目的に沿った求人を探しましょう。

また

・子どもが出来たので、プライベート確保できる環境を

・夜勤がなく、身体に負担が少ない職場がいい

など、希望に応じた就業環境の職場を選ぶのも重要です。

(2)「どのようなスキルを磨きたいのか」に応じて職場を選ぼう

スキルアップを目指す人は「どのようなスキルを磨きたいのか」に応じて職場を選びましょう。

例えば、総合病院へ就職した場合は、眼科単一の病棟は稀で、

他の科との混合病棟になっていることがほとんどです。

そのため、眼科スキルと合わせて、他の科のスキルも磨くことができます。

ただし、そういった混合病棟では、

じっくり患者さんに寄り添う眼科看護はあまり経験できないかもしれません。

自分がどのように成長したいのかも考えて、職場を選びましょう。

(3)看護師転職サイトを利用する

眼科の求人は、他の科と比べて情報量が少ない傾向にあります。

自分で求人を見つけるのは一苦労…そんな時に役立つのが、看護師転職サイトです。

サイトを利用すれば、各病院の状況を良く調べたうえで転職ができます。

また、コンサルタントを利用すれば、履歴書や面接の悩み、

自分に合った求人探しなど、さまざまな相談にものってもらえます。

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