看護師の主な職場

整形外科における看護師の仕事内容と転職について

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転職を考える看護師の中でも「幅広いスキルが身に付く」と人気の、整形外科。

整形外科での看護師の仕事は、どんなものなのでしょうか?

整形外科で働くうえで、必要スキルはあるのでしょうか。

転職を考える上で、気になることってたくさんありますよね。

そこで今回は、整形外科看護師について

①整形外科看護師の業務内容

②整形外科看護師のメリット/デメリット

③整形外科に必要なスキルとは?

④整形外科への転職は、こう進めよう!

に分けて情報をまとめました!

【①整形外科看護師の業務内容】

整形外科は、多くの場合他の科と比較して手術件数が多いのが特徴です。

また、骨折の患者さんがほとんどの病院もあれば、ヘルニア専門の病院もあるなど、

病院によって扱う疾患や、患者さんの回復までの経過も異なります。

さらに、急性期治療を行う病院か、回復期治療を行う病院かという分け方をすることもできます。

このように、いろいろ違いはありますが、整形外科の看護師の仕事としては、

基本は以下の4つになります。

1.手術前後の管理

手術件数が多いだけに、術前術後の管理は重要です。

患者さんの状態の観察や、それに適したケアが求められます。

2.リハビリの介助

医師やPT(理学療法士)、OT(作業療法士)からの指示に合わせ、リハビリを介助します。

患者さんへの声掛けもしながら、回復をサポートします。

3.その他の介助

ギブスの介助・管理や、牽引の介助、包帯の交換などを行います。

4.患者さんの移送や移動の介助

患者さん一人一人の状態やリハビリ進行に合わせて、適切な対応を行います。

PTと協力しながら進めます。

【②整形外科看護師のメリット/デメリット】

整形外科の看護師として働くことについて、

どんなメリット/デメリットがあるのでしょうか?

1.メリット

(1)患者さんの回復が目に見えてわかる

他の科に比べ、患者さんの回復を目で見て感じることができます。

特にリハビリは、看護師も大きく業務に関わります。

患者さんのそばで回復を実感できることは、仕事のやりがいにも繋がります。

(2)幅広い年代・疾患の患者さんに関わることができる

整形外科には、子どもからお年寄りまで、老若男女さまざまな患者さんが訪れます。

幅広い年代の患者さんと関わり、コミュニケーションスキルを磨くことができます。

また、患者さんが抱える疾患も人それぞれです。

単純骨折から、脊椎や頚椎の骨折、

関節の変形などさまざまな疾患に関わることができるので、とても勉強になります。

(3)手術が多いので、入院~手術までの流れや必要な手配が身に付く

手術が多い整形外科ならではのメリットです。

入院から手術までの一連の流れや、必要な手配、術前術後の観察など、

看護師として必要看護師キルを身につけることができます。

(4)リハビリに関しての技術・知識が身に付く

PTやOTと連携し、看護師もリハビリに関わります。

それを通じて、理学療法や作業療法の知識、

リハビリに関しての技術などを学ぶことができます。

さらに、整形外科では最新技術を使っての手術・リハビリも盛んです。

今後の看護師としてのステップアップにも繋がりそうな知識を身につけることができます。

(5)病院によっては、残業があまりない場合も

一言に整形外科といっても、

病院の規模や扱う疾患などによりさまざまですが、中にはあまり忙しくない職場もあります。

例えば、リハビリがメインの病院の場合は、ほぼ残業無しの場合もあります。

スケジュールどおりに業務が終わることも多いので、

プライベートを大切にしたい方にはいいかもしれません。

また、救急の受け入れをしていない病院は、手術の予定があらかじめわかっています。

そのため、バタバタと準備・手術することもないですから、比較的落ち着いた職場です。

2.デメリット

(1)ケアをする上で体力が必要

重篤な患者さんへのケアの場合、

身体を起こす・支えるなど、ケアに体力が要ることもしばしば。

体力があまり無い人は不向きかもしれません。

(2)場合によっては、スキル停滞に悩むことも

整形外科といっても病院によってまちまちですが、

例えば手術件数が少なく、扱っているのは骨折ばかりという職場の場合、

処置的なことしか身に付かず、看護師としてのスキル停滞に悩まされる可能性も考えられます。

(3)職場によっては多忙な場合も

職場によって異なりますが、中には多忙な現場も存在します。

特に残業が多いと言われているのは

・救急受け入れをしている病院

・クリニック

の2つです。

まず、救急受け入れをしている病院は、

昼夜を問わず救急搬送されてくる患者さんが居ますし、緊急手術も多いです。

その分の術前処置や術前術後の管理、入退院対応のため、

毎日バタバタとした業務になる場合が少なくありません。

クリニックの場合は、診察終了間際の駆け込みも多く、

さらに学校帰りにけがをした子どもが受診するなどして、

時間内に業務が終わらずに残業となるパターンが多いです。

(4)将来転職した先の科で、少し戸惑うかも

将来の転職先によっては、今まで自分が整形外科で行ってきた業務と、

転職先の業務とのギャップになかなか慣れない可能性もあります。

例えば、内科へ転職した場合、症状が目で見て分かりにくかったり、

場合によっては重篤な状態の患者さんも少なかったりと、

感覚をつかむまで時間がかかるかもしれません。

【③整形外科に必要なスキルとは?】

整形外科看護師として働くうえで必要なスキルはどんなものがあるのでしょうか?

4つご紹介します。

(1)疾患や術式に関しての学習意欲

整形外科で扱う疾患はさまざまで、それぞれの疾患によって術式も異なります。

中には、同じ疾患でも違う術式で手術を行うケースも。

さまざまな措置やリハビリ方法、症状の経過なども合わせて、覚えることはたくさんあります。

筋肉や骨に関して興味をもち、疾患や術式に関して意欲的に学ぶ姿勢が求められます。

(2)患者さんへの適切な声掛け

特にリハビリの際など、看護師から患者さんへの声掛けは重要です。

患者さんの気分転換や、前向きな気持ちに繋がるような、

適切なコミュニケーションが求められます。

患者さんとコミュニケーションをとることを楽しめる人は、

整形外科看護師に向いているかもしれません。

(3)リハビリを見守り、じっと待つ姿勢

リハビリは、患者さんの持つ能力を引き出してあげることが重要です。

看護師が手を出さず、患者さんが一人で出来ることはそっと見守って、

じっと待ってあげるのが大切です。

じっと待つことのできないせっかちな人は、

整形外科看護師にはあまり向いていないかもしれません。

(4)効率的かつ機敏な動き

手術が多い科なので、テキパキと業務をこ看護師能力も求められます。

多くの業務を効率的にこなし、機敏に業務を行うのが整形外科看護師必須スキルです。

【④整形外科看護師への転職は、こう進めよう!】

整形外科看護師として働きたいなら、

ぜひ以下の2つのステップを踏まえるべきです。

1.自分の興味について、再整理してみる

整形外科で働きたい!という気持ちを、一旦整理してみましょう。

整形外科は、膝関節や股関節、腰椎や頚椎など非常に多くの部位を扱っている科です。

もし、あなたが何か専門的に学んでみたいことがあるなら、

その専門科への就職も一つの選択肢になります。

例えば、回復期リハビリ病棟。リハビリについて重点的に学びたい人にはおすすめです。

また、脳外科も、リハビリ患者さんが多いので、

リハビリに興味がある人には良い職場かもしれません。

リハビリ患者さんが多い職場で経験を積めば、将来在宅看護での活躍も期待できます。

また、さまざま看護師キルを身につけたい人はスポーツ整形外科もおすすめ。

特殊な分野ですがニーズがあるため、幅広いスキルを身につけることができます。

このように、自分の興味や、どんな看護がしてみたいかを再整理して、

就職先について熟考してみましょう。

2.コンサルタントへの相談

就職・転職の際は、多くの疑問点や不安点が頭に浮かぶはずです。

自分一人で闇雲に突き進んでも、いい結果に繋がらないことも…

なので、おすすめは看護師専門の転職コンサルタントへの相談です。

就職・転職のプロであるコンサルタントは、

それぞれの状況や希望に応じたアドバイスや求人提案を行ってくれます。

非公開求人の情報も提案してくれるので、一人で就活するよりも絶対におすすめですよ!

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