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先輩に学ぶ!新人看護師、勉強法のコツ

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看護学校を卒業し、看護師としてデビュー!

晴れやかな気分で入職したはいいものの、学校で学んだことと、実際の勤務との差に愕然とした方も多いのでは?

看護師の仕事は、看護学校を卒業さえすればあとは勉強いらず、というものではありません。

医療は日々進歩しています。

それに対応できるよう、常に勉強する姿勢が看護師には求められるのです。

また、現場では、様々な疾患・性格の患者さんがいます。

患者さんへより良い対応ができるようにするための勉強も重要ですね。

しかし、日々の仕事はとても忙しいもの。

勉強する時間なんて取れそうにない!と嘆く方も多いでしょう。

そこで今回は、先輩看護師の新人時代の実態と、おすすめの勉強法をまとめました。

①先輩看護師は、新人時代の勉強をどうしていたの?

②新人にオススメ!勉強のコツ3つ

に分けてご紹介します。

【①先輩看護師は、新人時代の勉強をどうしていたの?】

日々勉強が求められるのがナースの仕事。

しかし、ナースの皆さんは実際どうやって勉強しているのでしょうか?

現役で活躍するナースのみなさんに、新人時代の勉強について振り返ってもらったところ

・「1日1時間」と時間を決めて勉強していた

・その日の業務の中での不明点を調べていた

・翌日の業務に関しての調べものをしていた

・疾患、検査、看護技術などの勉強をしていた

・業務の中から、ポイントを定めて勉強していた

など、さまざまな勉強方法が挙がりました。

人によって勉強方法やペースは異なるものの、

時間のある時に調べ物や勉強をする人が多いようです。

中には

・勤務が忙しすぎて、休日にしか勉強できなかった

・仕事で疲れすぎて、なかなか勉強はできていなかった

という意見もありました。

無理してでも勉強しなくてはならないのか?と聞かれたら、答えはノーです。

仕事は身体が資本。無理しすぎては、バテてしまいます。

オン・オフをきっちり区切って、休むときは休む!

特に新人時代は緊張も重なって心身の疲労がたまりがちなので、リフレッシュタイムは大切です。

しかし、全く勉強しないのも問題。勉強不足は、患者さんや、

チームで働く他のスタッフに迷惑をかけてしまう恐れがあるからです。

リフレッシュタイムをきちんと設けつつ、最低限の勉強をする。

勉強は、看護師としての成長に繋がるだけでなく、自分の自信にもつながります。

プライベートと仕事を両立させ、コツを押さえて集中的に勉強するのがポイントです。

では、勉強をうまく進めるには、どんなコツがあるのでしょうか?

次は勉強のコツについて、3つご紹介します!

【②新人にオススメ!勉強のコツ3つ】

1.時間や内容を絞って勉強しよう!

忙しい業務と、勉強とを両立させるためには、無駄なく集中的に勉強することが重要です。

そのためにも、漠然とした勉強は避け、時間・内容を絞って勉強するのがコツです。

時間で言えば、「今日は1時間だけ勉強する」と決めてから取り掛かりましょう。

決めた時間内は集中して、無駄なく勉強しましょう。

時間になったらそこで終了。そうすることで、メリハリのある勉強の進め方が可能になります。

内容を絞るのもポイント。

「とりあえず何か勉強しなきゃ…」と漠然とした状態で勉強を始めるのは、無駄に繋がります。

・自分が受け持つ患者さんの疾患や治療法、薬について

・自分が勤務している科での、代表的な疾患について

・勤務中に行った治療、検査、処置について

・次の勤務に関しての調べもの

など、範囲を限定し、かつ実際の業務と関連した勉強をすると、より効果的です。

2.疑問をまとめたノートを常備しよう!

業務中に、勉強に役立ちそうなものを作ってしまう、というのも一つの方法です。

例えば「疑問をまとめたノート」を作って持ち歩くのは、とてもオススメです。

仕事の中では「あれ?どういうことなんだろう」と疑問に思うことがたくさんあるはず。

常にノートを持ち歩き、そういった疑問をすぐメモできるようにしておきましょう。

業務中に何で悩んだのか、何を疑問に思ったのか。

メモしておかないと、

家に帰ってからの勉強タイムで「何を調べようとしていたか忘れてしまった」ということもあるかもしれません。

とにかくマメにメモを取っておくことで、家に振り返ってからの勉強の役に立つのです。

実際に業務で経験したことを復習することは非常に効果的な勉強ですから、

ノートを持ち歩くのはとても良い方法で、おすすめです。

また、次の勤務の予習をして、それについての情報や疑問点をまとめておくのもよいですね。

事前に勉強しておくことで、余裕を持って勤務することができます。

3.アドバイスのまとめノートを作ろう!

仕事上でアドバイスを受けることは多々あるでしょう。

でも、一度受けたはずのアドバイスを忘れてしまって、

先輩から「何度言ったら分かるの!」と叱られた事、ありませんか?

それを防ぐためにも、アドバイスのまとめノートを作ることをおすすめします。

いつ、誰から、どんな状況で、どんなアドバイスを受けたかを、しっかり記録しておきましょう。

ノートを後から見たときに「このとき、こんなこと言われたな」と記憶と紐づけて思い出せるはずです。

そうすると、アドバイスを受けた部分に範囲を絞って勉強することが可能になります。

このような勉強法をすることで、自分の苦手な部分の改善にと、ミスを減らすことにもつながります。

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