看護師の転職

何年目で転職するべきか

投稿日:2016年9月15日 更新日:

「看護師は何年目ぐらいで転職しているのだろう」--気になったことはありませんか?

「入職したばかりだけと転職したい」、「入職2年目で結婚のため転職するかもしれない」など、
入職時には長く働く予定のはずが、嫌になったり家族の都合などで急に転職をすることになるかもしれません。
そんな場合には、ほかの多くの看護師がどのくらいの勤続年数で転職をしたのか気になるかと思います。

何年目で転職している人が多いのか、転職を考えたときに勤続年数は考慮してもらえるかなど、
不安に思うところを体験談やデータに基づいて分析したいと思います。
転職をしようかなと考えている看護師さんは、ご自身の環境と照らし合わせながら参考にしてみ下さい。

■看護師はみんな何年目で転職しているの?

①看護師の勤続年数の実態

入職した時3年は頑張ろう、とよく言われますが、実際は皆さんどの位働いているのでしょうか。気になる看護師の兵平均続年数は以下のようになっています。

2014年1月「医療労働 臨時増刊号」に掲載された看護職員の労働実態調査報告書(下記表)ではこんな結果が出ています。

・「1年未満」が約1割もいる
・「5年未満」以下を合わせると37.9%と約4割

とかなり頻繁に転職していることがわかります。

②看護師の平均転職回数は?

首都圏、関西圏の現役看護師さんを対象にアンケート調査を行いました。
その結果、これまでに経験した職場数の平均は3か所(転職回数は2回)でした。

・「1カ所」→転職せず就職した職場にそのまま勤めている人の占める割合が23.9%
・次いで「3カ所」が23.1%(転職回数2回)
・「2カ所」が20.3%(転職回数1回)

■看護師が3年未満で転職するのは早いのか?

(1)転職の採用時や給料への影響

データによると、中途採用する看護師への経験年数に対する評価は

・経験年数を一部評価する 48.6%
・経験年数を全て評価する 46.0%
・全く評価しない 1.9%

と、採用時は経験年数が考慮されています。

そして、中途採用者へ「自分の経験年数が給与に評価されていたか?」という質問には、

・経験年数が全て評価された 19.2%
・一部評価された 25.3%
・評価されなかった 26.0%
・わからない 26.9%

となっており、現在までの経験は転職で良い待遇を得るために必要な要素といえるでしょう。
逆に勤務年数が短いまま何度も転職繰り返すと、好待遇で採用されない可能性が高く不利な条件で転職しなければならなくなる可能性が高くなる事が予想されます。
採用する側も基本的には長く働いてもらえる人を採用したいと考えていますので、当然の結果だと思います。

(2)早期に転職した体験談から考察

転職はどんなタイミングでも大きな決断を迫られます。
なかでも勤続年数が短いときの転職や、「もう少し経験したかった」など仕事の内容にやり切ったという満足感がないまま転職を考えた時は、逡巡する気持ちが起きるのではないでしょうか。

看護師は仕事の内容も大変ですが、女性が多い職場であるため、人間関係や職場への不満が転職理由として多いです。短い期間でも辞めたいと悩んでしまう看護師さんが多いのは、こうした事情が関係していると思えます。

なんとか我慢して続けるべきか、すっきり辞めて新しい職場でやり直すのがいいか、大きな決断になると思います。こうした転職をどう受け止めているのか、意見をまとめてみました。

■短い勤続年数での転職

【賛成派】

・実際に自分も短い期間で辞めたが今でも看護師として勤めることが出来ている
・合わない職場は何年経っても合わないので無理する必要はない

【反対派】

・人間関係はどこにいっても付き物なので辞めても同じ繰り返しになると思う
・次の職場への印象が悪い

転職は何年目でするのが正しいという決まりは結局のところありません。
転職すると決めたら後悔しない転職先を見つけて、転職の理由となったことを繰り返さないように、次の職場で努力していくしかありません。

まずは、転職することが今悩んでいることが解決につながるのかを、よく考えてみてください。転職で解決する事柄ならば良いのですが、転職で解決しない問題や他の方法のほうが良い場合もあるかも知れませんので、冷静に考えることが大切です。

今の職場でスキルアップを目指したり、人間関係はいずれ良くなったり上司や同僚に相談することで改善することもあるでしょう。

転職をしたほうが良いかどうかを考える目安をまとめました。
ご自身の状況と照らし合わせて考えてみてください。

■転職することが良い人

・引越などで、今の職場に通えなくなる人
・今の職場ではどうしても解決できない強い不満がある人
・今の職場ではどうしても叶えられないキャリアアップやスキルアップ等の希望がある人
・年収などの待遇が市場と比べて低い人
・今の職場で働き続けると体を壊す可能性がある人

■転職を考え直したほうが良い人

・他の選択肢があるにもかかわらず、転職さえすれば今の職場での不満を解決できると考えている人
・キャリアアップの努力をせずに、高い年収やブランド病院(知名度の高い病院や規模の大きい病院)への転職を望んでいる人
・やりたい事が、興味や憧れを抱くだけにとどまっていて、現実的なことを考えていない人
・長期のキャリアプランが皆無の人

今のところが嫌だからと安易に転職をしても、結局同じことの繰り返しになります。
転職にはきちんとした具体的なプランをもって考えましょう。

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