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看護師一年目だけど「もう辞めたい」と思ったら。

投稿日:2017年6月15日 更新日:

看護学校を卒業し、新卒として働きだして1年目。

でも「もう辞めたい…」と悩んでいませんか?

・覚える仕事量の多さ

・仕事場の人間関係の難しさ

・患者さんの死など、仕事上のショック

など、新人看護師にはさまざまな試練が立ちはだかります。

たくさんの悩みが山積みになって、

一年目で辞めたいと考えてしまう看護師も少なくありません。

でも、本当に辞めるべきなのかどうか、というのも悩みどころですよね。

そこで今回は、新人の「辞めたい」という悩みに関しての情報をまとめてみました。

①よくある「辞めたい理由」と、その解決法

②「辞めるべきじゃない」理由は何故?

③それでも辞めたいと感じたら…辞めるかどうか見極める3つのポイント

④辞めた後の転職方法の秘訣

に分けて説明します。

【①よくある「辞めたい理由」と、その解決法】

「入職して1年未満なのにもう辞めたい…これっておかしいのかな」

と悩んでいる新人ナースの方もいるかもしれませんね。

でも大丈夫。悩んでいるのはあなただけではありません。

看護師1年目は、多くの人にとって辛いものなんです。

ここでは、よくある「新人看護師の辞めたい理由」と、それに対する解決法をご紹介します。

(1)できない自分がツラいから

他の同僚はできているのに、どうして自分にはできないんだろう

先輩に怒られてばかりで辛い

自分は、看護師に向いていないんじゃないか

新人看護師の辞めたい理由としてよくあるのが、

できない自分を責めてしまうパターンです。

確かに、新人のころは覚える仕事量も膨大。

日々の仕事に追われ、勉強することもたくさんで、

なかなかうまくいかないことも多いでしょう。

また、看護師という仕事の特性上、

慣れないうちからプレッシャーのかかる重大な仕事を任せられることも。

心が疲弊してしまって、いつしか「辞めたい」と考えてしまうナースも少なくありません。

《できない自分がツラくなってしまったら…》

・同僚と、悩みを共有してみよう!

同僚と、悩みについて話し合ってみましょう。

もし、あなたが

「Aさんは同じ新人なのに、仕事が出来て凄いな。それに比べて私は…」

とネガティブに考えていたとしても、

実はAさんも意外な悩みを抱えているかもしれないのです。

新人ナースは、悩みがつきもの。全く悩みの無い新人なんて、いないかも?

同僚と腹を割って話すことで、自分だけが苦しんでいるわけではないと思えて、

気持ちがふっと軽くなるかもしれません。

・焦らず、とにかく経験を積み重ねるのみ!

入職したてのうちは、できないことも多くて、落ち込んでしまうかもしれません。

でも、それはある意味当たり前なのです。最初から全部完璧に出来る人なんていません。

最初から、全て完璧にこなそうとすると、心が疲れてしまいます。

日々の仕事を通じて経験を積み重ねることで、

いつしか心に余裕もできて、自信にもつながるはずです。

(2)ミスするのが怖いから

プレッシャーがかかる仕事ばかりで、ミスが怖い…

もしミスしてしまって、患者さんの命に関わったらどうしよう…

看護師という仕事の特性上、小さなミスが重大な事故に繋がることも考えられます。

ミスが怖くて、こんな責任重大な仕事辞めてしまいたい!

と考えてしまう看護師も多いです。

確かに、誰でもミスは怖いし、できるだけ避けたいですよね。

では、ミスが怖くて仕方なくなってしまったら、どうすればよいのでしょうか。

《ミスが怖くて、辞めたくなってしまったら…》

・心の持ちようを切り替えてみよう!

ミスを防ぐにはまず、ミスに対しての考え方を変えてみることです。

そもそも、どうしてミスをするべきではないのでしょうか?

答えはいろいろ考えられますが、

一番大きな答えとして

「ミスをすると、患者さんの健康と安心を害する可能性があるから」

というものが挙げられます。

では、患者さんの健康と安心のためには、どう働いたらいいのでしょうか…?

このように「ミスをしたくない!」と考えるのではなく

「どうすれば患者さんのために貢献できるのか」

という考え方で動くことで、ミスは自ずと減るはずです。

・良いイメージを頭の中に思い浮かべよう

人間は「○○してはいけない」と言われると、不思議とミスをしてしまう生き物なんです。

面白い話があります。

子どもに水の入ったコップを持たせて、

「絶対にこぼしちゃだめだよ!」

という声掛けと

「上手に運んでみようね」

という声掛け、2パターンをしてみたそうです。

すると「こぼしちゃだめ」と言われた子どもは、

絶対にこぼしてはいけないというプレッシャーに負けたのか、

水をこぼしてしまったそうです。

逆に「上手に運んでみようね」と言われた子どもは、

水をこぼさず運ぶことができました。

これは、何故なのでしょうか?

「水をこぼしちゃダメ」と言われると、

頭の中で「水をこぼしてしまうイメージ」が思い浮かびませんか?

逆に「上手に運んでみようね」と言われたら、

頭の中では「どうすれば上手に運べるのか」を考えますよね。

これは、看護師の仕事でも一緒です。

「ミスをしたくない!」と思い詰めすぎると、

ミスのイメージで頭がいっぱいになって、本当にミスに繋がりかねません。

そうではなく、良いイメージを頭の中に思い浮かべるように心がけてみてください。

そうすれば、ミスの量は減るはずです。

(3)不規則な生活に耐えられないから

夜勤など、今まで経験したことのない生活パターンに

「もう無理!」と音を上げてしまう方も多いかもしれませんね。

夜勤が無い職場も中にはありますが、特に大きな病院などには夜勤がつきもの。

では、生活環境に適応できない場合は、どうすればいいのでしょうか?

《不規則な生活が辛くて辞めたくなったら…》

・「そのうち慣れる」と楽観的に考えよう!

確かに、最初のうちは辛いかもしれません。

慣れない夜勤続きで、体調を崩してしまうこともあるかもしれないですね。

でも、それは最初のうちだけだと考えましょう。

不規則な生活も、数をこなすうちにだんだんと身体がそれに慣れてきます。

慣れてくると、夜勤でも元気に働けるようになったり、

夜勤明けも余暇を楽しめるようになったりするのです。

少しの間辛抱だ、と思って、しばらく頑張ってみましょう。

【②「辞めるべきじゃない」理由は何故?】

よく「新卒は、最低でも3年は頑張って仕事を続けるべき」なんて話を耳にしますよね。

でも、あなたが「辞めたい」と思っているとしたら

なんでみんな“頑張って続けたほうがいいよ”って言うんだろう

私はこんなにも辛いのに、それでも頑張ったほうがいいの?

と疑問に感じてしまうかもしれませんね。

多くの人が「3年は頑張るべき」と言うのは、何故なのでしょうか?

(1)最初のうちは辛くても、いつか自信に繋がるから

看護師に限らず、仕事をし始めた時期は、誰にとっても辛いもの。

知らない環境に飛び込み、慣れない仕事に奔走するのは、誰もが負担に思うことです。

出来ないことだらけで、落ち込んでしまうこともあるかもしれませんね。

しかし、辛い状況を乗り越えられたら、それはあなたの自信につながるはずです。

「あの時あんなに辛かったけど、解決できたから、大丈夫!」

そんな心の支えになって、この先辛い仕事がまた訪れたとしても、

あなたの背中を押してくれるはずです。

辛い状況を乗り越えることで、人は初めて強くなれるし、力も身に付きます。

逆に、ハードルを乗り越えないうちに辞めてしまったらどうでしょう。

もしかしたらその後の転職先でも、また慣れない環境が辛くて辞めてしまう…

という結果に繋がってしまうかもしれないですよね。

自分を成長させるためにも、少しは踏ん張ってみるのもいいのではないでしょうか。

(2)一人前の看護師になる為には、時間が必要だから

最初から完璧な仕事をするのは、誰でも無理なことです。

一人前に仕事ができるようになるためには、

ある程度長い期間働いて、経験を積むしかないのです。

特にナースの場合、覚えるべき仕事量が膨大です。

なので、成長するまでの時間も多くかかります。

中には

全然仕事ができない…私なんて看護師に向いていない。辞めてしまいたい

と考えてしまう人もいるかもしれませんね。

でも、一気に仕事が上達したり、

短期間で全てのことができるようになったりするわけはないのです。

大切なのは、目の前の仕事に対して熱意をもって打ち込み、

自分の納得いくまで行うことです。

また、経験を積むことで、自分の強み/弱みも見えてきます。

実践と勉強を繰り返して、コツコツ根気強く頑張ることが、あなたの力になります。

早々に「できないから」と諦めてしまうのではなく、

時間をかけてゆっくり成長することが重要なのです。

(3)自分なりの「仕事の目標」や「面白み」を発見できるから

最初のうちは、毎日仕事をこなすだけで精一杯で、

心も身体も疲れてしまうかもしれません。

でも、そこで諦めず、ある程度長い期間働くことで心の余裕ができ、

看護の仕事の面白みややりがい、目標が見つかるはずです。

どんな仕事でも、最初のうちはとにかく辛いですが、

それを乗り越えて初めて、仕事の面白さが見えてきます。

耐えるのは大変かもしれませんが、

耐えた者にだけ見える素晴らしい景色があることも事実です。

【③辞めるかどうか見極める3つのポイント】

「辞めるべきじゃない理由があるのもわかるけど、

やっぱり辞めたい気持ちもある…どうすればいいんだろう?」

そう悩んでしまったときは、どう判断すればいいのでしょうか。

辞めるかどうか見極める際の3つのポイントをご紹介します。

(1)今の職場で、出来る限りの努力はしたか

今の職場で、出来る限りの努力をしたかどうか、考えてみましょう。

・人間関係をどうにかうまく構築できないかやってみたけど、ダメだった

・仕事についていけるように、精一杯勉強したけど、ダメだった

など、自分の納得いくまで努力してみたけど、

ダメだった、後悔はもう無い!という状態なら、辞めても問題ないでしょう。

もしも、精一杯の努力もしないうちに辞めて、別の職場に移ってしまったら

・やっぱり前の職場のほうが良かったかも

・あの時ああしていれば…

といった後悔に繋がりかねませんし、

次の職場でも努力しないうちにすぐ辞めたくなってしまう可能性もあります。

(2)ほかにやりたいことが見つかった

・看護師とは別の夢が見つかった

・同じ看護師でも、今の職場とは別の分野にトライしてみたい

そういった前向きな理由なら、ぜひチャレンジしてみるべきです。

やりたくない仕事に時間を費やすよりも、思い立ったが吉日。

人生の時間は限られているので「これをやりたい!」という夢があなたにあるのなら、

即次の行動に移して間違いないでしょう。

(3)ツラさが、身体の不調となって現れた

・食欲不振

・体重の急激な増減

・不眠

・動悸

・吐き気

・出勤しようとしても、ベッドから起き上がれない

・急に泣くようになった

こういった心身の異常が出たら、大変危険です。

鬱や、重大な疾患に繋がりかねません。

こうした不調が出たら、仮にあなたが「もう少し頑張らなきゃ」と思っていたとしても、

無理をせず休んだり、辞めたりするべきです。

仕事も人生も、身体が資本。

心身を病んでまで仕事を続けることはありません。

時には、逃げることも大切な選択です。

【④辞めた後の転職方法の秘訣】

実際に辞めてしまったあとの転職先の心配をする人もいるかもしれませんね。

確かにイメージとして

新人なのにすぐやめてしまったら、他のところでも採用されにくいのでは

というのはありますよね。

でも、看護師一年目でも転職を成功させる秘訣があります。

それは「第二新卒を募集している職場を見つける」ことです。

第二新卒とは、一般的に学校を卒業後、一度就職したもの数年で離職し、

転職活動をする若手を指す言葉です。

この「第二新卒」を求めている職場が、意外とあるんです。

実は、職場側にも「第二新卒」を雇うメリットがあります。

まず、多少でも社会人経験があるので、教育を1からしなくても良いという点です。

まったくの新卒であれば、基礎的な社会人常識やマナーから叩き込む必要がありますが、

第二新卒を雇えば、その教育の手間が省けます。

また、まだ若く、成長が期待できること。

職場には、これからを担う若手が必要です。

そういう意味でも、第二新卒を求めているところは少なくないんです。

転職の際はぜひ募集要項欄を見て「第二新卒歓迎」とあるかどうかチェックしてみましょう。

そして、そういった職場を優先的に転職先の候補にするのがオススメです。

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